和モダンとスタイリッシュなヨーロッパを融合した空間の完成

6社

２社に絞り、私たち夫婦が考えているコンセプトやイメージを雑誌等から切り抜いた写真を使ってオリエンテーションを実施しました。
２社とも自主提案というかたちでプレゼンテーションして下さいましたが、デックスの提案の方が具体性があり、私たちが考えている以上の内容だった為。

和モダンとスタイリッシュなヨーロッパの空間を融合させたこと。
全体として、天然素材にこだわり、壁にはトラバーチン、天然モザイク大理石、シミュレーターで好みの配色にしたコラベル（タイル）を使用し、珪藻土の空間も作りました。床にはオニキス、十和田石、無垢材を使うことで全体としての"本物感"を強く出すことができました。
幅木や窓枠のちょっとした工夫も、特に夫がこだわり、デザイン性が大きく向上しました。

旗竿地の狭小地でしたが、窓の位置や吹抜等を工夫したことで圧迫感は全く無く快適です。
日当たりも非常に良く、窓の位置も風が通り抜けやすいように、また燐家の視線ともバッティングしないような配置にしてくれた為、人目も気になりませんし、常にフレッシュな空間を維持できています。
年間でエアコン代の節約にも繋がりました。

小さな吹抜ですが、旗竿地の為、有るのと無いのでは部屋の明るさが全然違います。
間接照明効果も有るので、もし吹抜を作るか悩まれている方には小さくても吹抜を作られることをお勧めします。

吹抜の空間も有るので一見、熱効率が悪いのでは？と言われることもありますが、断熱材を厚めにしたことも有、熱効率は良いです。
実際、引っ越してくる前に住んでいた分譲タイプのマンションは今の住まいの約半分の広さでしたが、現在の電気代はその当時よりも安いです！
マンション時代の結露のストレスからも解放されました。

皆さん、絶賛！！嬉しい反応です。
たぶん建築費用をかなり掛けたのでは、と思われているようですが、実際には予算が多く無かった為、家の外側は普通にして、内部へ力を注いだことが功を奏したようです。

建築士もお客様から具体的なイメージも何も与えられず、ゼロから提案を考えるとなるとアイデアを伸ばしにくいのでは？と私たちは思いました。
私たちは造りたい家のコンセプトシートを一枚作り、イメージを雑誌の切り抜きで伝えました。
建築士の方も集中してアイディアを深掘りできる為、創造が広がったようでした。
打ち合わせでだくさんの時間を掛けて希望を形にしていく上で、このコンセプトシートを造ったことが迷った時の原点回帰にもなり、満足できる我が家に繋がりました。
これから注文住宅をお考えの方も、まずはイメージを膨らませる為に家のコンセプトシートをまとめてみてはいかがでしょうか。