これから起こるとされる
南海トラフ・首都直下型地震

政府の調査によると、南海トラフ地震が30年以内に発生する確率
は最大70〜80%、また首都直下型地震は70%と非常に高い水準です。
これらの地震による建物の倒壊やライフラインの途絶を防ぐために
は、事前の備えが欠かせません。
災害に強い家づくりとは何か―デックスではお客様の安全を第一に
考え、大型地震に耐える住宅を建築いたします。

耐震×制震で生まれる、揺るがぬ強さ
最高等級「耐震等級3」※1

デックスが提案するのは「木の剛邸」。立体解析と許容応力度計算による専用CADなど地震に「耐える」耐震構造と、
高減衰ゴム制震ダンパーの揺れを「制御する」制震工法を組み合わせた、ハイブリッド制震工法です。

メタルジョイント方式による
新・木造耐震工法“パワービルド”。

高性能金物による接合と、それに基づく木材プレカット加工など、高い構造信頼性を実現する、
オリジナル工法「パワービルド」。柱や梁には頑丈な構造用集成材を使用し、さらに壁には構造用耐力面材で補完。
点と面、両方で建物を支える、優れた性能を発揮する新しい建築工法を確立しています。

全棟許容応力度計算+立体解析※2

パワービルド工法では、法律で定められた仕様規定(壁量計算、四分割法など)での構造設計のほか、 より高度で多角的な「許容応力度計算+立体解析」を行う専用CADによる構造計算にも対応しています。それにより、構造的に負担のかかる、ほぼすべての部位の強度を確認し、緻密なチェックが実施できます。

専用CADでは、地震、台風、豪雪などの災害の際、建物にどのような力が加わるかを計算し、その力に建物が耐えられるかを詳細な検証しています。
建てられる地域や間取りによって、一棟一棟違いますので、それぞれを考慮した最適な部材、最適なバランスで構造設計しています。

耐震だけでなく、地震の吸収で安心
89%の振れ幅低減率を誇る制震ダンパー「MAMORY」

制震ダンパー「MAMORY」は、鋼板と高減衰ゴムを用いて作られた制震装置です。熊本城の天守閣や、京都東本願寺の御影堂門など様々な構造物で採用されており日本・海外での豊富な実績があります。
特殊高減衰ゴムが地震の揺れにより変形することで、 地震エネルギーを熱エネルギーに変換吸収し、建物の揺れ及び損傷を抑えます。
デックスでは住宅建築の際の制震装置として、制震ダンパー「MAMORY」を採用しております。

繰り返す地震に強い

京都大学防災研究所において、2017年2月に実大実験を実施。一戸建て住宅の約80%を占めると言われる二階建ての住宅に対して、
熊本地震前震級の地震波と本震級の地震波を2回加えても、MAMORYを装着した耐震等級3相当の試験体は倒壊しないことを実証しました。
繰り返す地震は建物に見えないダメージを蓄積させ、耐震等級3でも倒壊リスクが高まる可能性があります。
制震ダンパーを導入することで揺れを吸収・軽減し、建物の長期的な安全性を確保します。

見えない部分も妥協しない
住宅基礎から頑丈な建築

建築基準法ではベタ基礎の根入れの深さ、底板の厚さ、基礎立ち上がり、 基礎幅を120mm以上にすることが定められています。 デックスでは、基礎立ち上がりを400mm、根入れの深さを250mm、底板の厚さと基礎幅を170mmにすることで、さらなる耐震性能の安心と向上を図り、住宅の基盤からお客様の住まいを支えます。

完全独立採算の第三者検査機関による
徹底した施工チェック

ホームインスペクター調査では検査対象約200件のうち80%を越える住宅が耐震性に影響する構造部分に施工不良が確認されました。 また、2016年の熊本地震では、状況が把握できる新耐震基準以降に建てられた77棟中73棟が「接合部の不備」が原因で倒壊。 耐震等級3であっても施工不良がある場合、本来の耐震性能を損なってしまい、倒壊のリスクが高まります。 こうした施工不良によるリスクを払拭するため、 デックスでは住宅検査専門の第三者機関「株式会社家守り」に施工中の工程をチェックし、釘一本の施工不良も見逃しません。施工完了までの400枚を超える画像を、お客様はいつでもご確認いただけます。

震災後の備えで暮らしを守る

震災後に直面する大きな課題のひとつが、電気・水道・ガスといったライフラインの停止です。生活に欠かせないこれらのインフラが機能しなくなることで、
日常生活が大きく制限され、復旧までの間にさまざまな困難が生じます。こうした事態に備える住宅づくりが今、求められています。

サンテックの太陽光発電システム

電力供給が停止することで、照明や暖房、通信手段の利用が困難になり、生活のあらゆる場面が制限される事態が発生します。 サンテックの太陽光発電システムは、災害時の停電時でも自家発電が可能で、最低限必要な電力を確保します。 たとえば、冷蔵庫や照明、スマートフォンの充電など、日常生活に欠かせない電力を供給し、ライフライン復旧までの期間を安心して過ごせるようサポートします。 また、高効率な発電性能と耐久性に優れた設計により、日常から非常時まで信頼できる電力供給を実現。サンテックの太陽光発電は、日々の光熱費削減はもちろん、万一の際の備えとして安心できる選択です。

震災の停電でも、明かりと安心を届ける家づくり。

ハイブリッド蓄電システムは、昼間に余った電力を効率的に蓄え、必要なタイミングで活用できます。 これにより災害時だけでなく、日常生活においても電力の無駄を減らし、環境負荷を軽減します。さらに、高耐久の蓄電池を採用しているため、長期間にわたり安心してご利用いただけます。 サンテックの太陽光発電とハイブリッド蓄電システムの組み合わせで、非常時の備えと持続可能な暮らしを両立します。

非常時に必要な飲料水を確保

人は水を摂取しない状態で約3日間しか生存できないと言われており、非常時には飲料水の確保が最優先課題となります。 「マルチアクア」は、家庭用水道から簡単に飲料水を貯水・供給できるシステムで、断水時でも清潔な水を確保可能です。 さらに、断圧時には高圧フットポンプを使用して加圧することで、蛇口やトイレから簡単に衛生的な水を取水できます。 普段から水道水を循環させて新鮮な状態を保つため、日常生活の中でも安心して備えることができます。非常時の備えとして、家族を守る強い味方となるシステムです。

※1.住宅性能評価申請が別途必要となります
※2.立体解析はプラン内容により適用外となる場合がございます