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1.家具・収納用品で解決できないお悩みはリフォーム・リノベーションで解決

家をもっと心地良くしたい。でも自分の思い描いている家の理想はリフォーム?それともリノベーション?どちらに当てはまるの?そうお悩みの方も多いのではないでしょうか。リフォームとリノベーションの違いを知って、時間・費用が無駄のないように自身に合った工事の依頼をしましょう。

2.リノベ―ションとは間取りの見直し

リノベーションでは、間取りから依頼者の理想を叶える居住空間を作ります。例えば「家族と一体感のある空間で料理をしたい、家事をしながら幼い子どもの様子を見ていたい」と考えているのに、実際に住まいの家は壁付けのキッチンで、家族に背中を向けて料理をせざるを得ない状況。もしくは、独立型のキッチンで、壁に覆われた空間で1人調理をすることになっている。これでは、家族と一体感を持ったり、家事をしながら子どもの様子を見たりするのは難しいでしょう。

そこでリノベーションでは、壁を壊したり、新たに部屋を作ったりするなどの手段を用いながら依頼者の要望に合った空間を作ります。この場合考えられる解決策の例としては、対面型のキッチンにしつつ、こども部屋をキッチンから見える場所に配置し、扉を付けない。といったことが考えられます。

他の例を挙げると、マンション住まいの方が、趣味のアウトドア用品の収納に困っているとします。玄関が狭いためアウトドアを楽しんだ後、毎回汚れを落としてから居室として使用していない部屋に収納するのが面倒だと感じているとします。この場合、玄関土間を拡張して玄関をそのまま収納にする、といったことができるのがリノベーションになります。洗面台も玄関側にも設置できると、さらに便利です。

リノベーションでは朝起きて、誰がどう行動するかといった居住者の行動から、空間を作ります。ライフスタイルを既存の空間に合わせるのではなく、ライフスタイルから空間を作り上げるといった考え方です。

マンションは角部屋でない限り、ベランダ側からの光が部屋の奥まで行き届きにくいのが悩みですが、新たに作る壁には光を通しやすい室内窓を作ることも可能です。築年数の経ったマンションや戸建て住宅によっては、壁自体が耐震性能を持っている場合があり壊せない壁もありますが、おおむねの壁は撤去して新たに空間を構築することが可能です。トイレやお風呂の水廻りを移動させることもあり、工期・費用の見積もりはリフォームより大きくなると心づもりしておいた方が良いでしょう。

どんな暮らしがしたいか、依頼者の大まかなイメージを汲み取って、プラン担当者が間取りを再考した暮らしの提案をしてくれます。

3.リフォームとは取り換え・追加設置・機能向上

リノベーションと違って、間取りを考え直すといった工程はありません。壁紙やフローリングが痛んできたから張り替えたい、老朽化による洗面台やトイレの便座といった設備機器の入れ替えや、押し入れをクローゼットに、収納場所を仕事スペースにしたいといった生活の変化に伴う用途の変更希望もリフォームになります。壁紙を張り替えるだけでも、空間は見違えるほど新鮮になりますし、水廻りを最新の設備機器に入れ替えると格段に便利になります。家全体をリフォームすると、まるで新築かのように家がよみがえります。

トイレリフォーム

トイレの便座を入れ替えがご要望だとしたら、壁紙や床材などの周辺素材も貼り換えが必要になってくると見込んでおいた方が良いでしょう。高齢者や障害者が暮らしやすいように、また住宅の長寿化につながると認められた取り組みに対し、国や地方公共団体から、税金の減額という形で支援を受けることが可能です。

高齢者や障害者が暮らしやすいように、また住宅の長寿化につながると認められた取り組みに対し、国や地方公共団体から税金の減額という形で支援を受けることが可能です。

【耐震リフォーム】

地震の多い日本では、建物の耐震基準が改定されてきました。築年数の経った住宅は現行の耐震基準に適合しませんが、リフォームで基準に適合した耐震性に引き上げることで、所得税を最大62.5万円の控除、固定資産税を2分の1軽減させられます。

【バリアフリーリフォーム】

ご本人、同居の方の高齢化に伴い室内での安全を考えてバリアフリー化を考えることもあるでしょう。バリアフリーリフォームでは所得税が最大60万円の控除、固定資産税を3分の1軽減させられます。

例えば、転倒防止のために浴室やトイレ、廊下、玄関などに手すりを設置するといったことや、段差の解消。握力が下がった高齢者が室内の扉を開閉しやすいように引き戸にする、介護を容易にできるように浴室やトイレの幅を大きくする、などが該当します。条件は築10年以上経った自らの居住用の住宅であること、もしくは店舗併用住宅は居住空間が2分の1以上であること、引き渡し、工事完了から6カ月以内居住や50㎡以上の床面積であることも条件に含まれます。それに加え、申請者本人が50歳以上、家族が要介護認定を受けていて65歳以上である、などの条件に該当すると申請が可能です。

【省エネリフォーム】

省エネリフォーム

築年数の古い家は、断熱性が低く、冷暖房の効きが悪くなってしまい多くのエネルギーを消費してしまいます。断熱効果を高めることで、熱効率を良くしエネルギー消費量の削減ができれば、初期投資費用がかかったとしても、その後の年間電気・ガス使用料金を低く抑えることができます。省エネリフォームでは所得税を最大67.5万円の控除、 固定資産税を3分の1軽減させられます。

窓・床・天井・壁に断熱効果をもたらすことで、冬場のヒートショックも防ぐことができます。ヒートショックとは温かい部屋から急に寒い空間に移動することで、血圧の変動を引き起こし、心筋梗塞、脳梗塞を誘発します。室内は暖かくても、トイレに行くまでの廊下が寒いことがありますが、高齢者にとってはリスクと隣り合わせな状態なのです。屋外の冷気を遮断し、快適な温度を保つことで、リスクを未然に防ぐことができます。

断熱ガラス

最も断熱効果が高いのは窓で、壁よりも約3~5倍熱が出入りしやすくなっているのです。ガラスを変えるだけの手軽な断熱リフォームがあり、複層ガラスと呼ばれる2枚のガラスで空気の層を作ることで、熱の遮断性能を高めます。

対象となる省エネリフォームは、窓・床・天井・壁の断熱、太陽光発電設備、また高効率給湯器・太陽光利用システムなどが該当します。条件はバリアフリーリフォームとほぼ同じですが、同居家族の制約はなく、ご本人が住む住居が工事の対象となる点、平成26年4月1日以前から所在する住宅である点が異なります。今の間取りに不満がなければリフォームの方が適切で、工期・費用はリノベーションに比べて小さく収まります。

4.自分の要望はどっちに当てはまるか考えてみよう

リフォームとリノベーション両方を依頼できる会社もあれば、どちらかしか行っていない会社もあります。要望が依頼先で叶うかどうか、気軽に問合せてみましょう。また、プロの目からすると悩みの根本解決は他の部分にあるのかも?と予想外の指摘や提案をもらえることもあります。

問合せをする際は、おおよその予算と工事時期を伝えると、出来ること・出来ないことを回答してもらえます。愛着のある家に心地よく、長く暮らせるよう、住まいのプロは親身に相談に乗ってくれるはずです。

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